センターレス研削盤は、工作物を中心軸で固定せずに、砥石と調整車(リグレッシングホイール)の間で支持しながら加工を行う研削機械です。
通常の研削盤とは異なり、チャックやセンターピンを必要とせず、工作物を連続して送りながら加工することが可能です。そのため、円筒形状や棒状の部品を高精度で加工するのに適した設備です。
特に、寸法精度、真円度、表面粗さの高い要求に応えることができるため、自動車部品、航空機・ロケット部品、医療機器部品、精密機械部品など、幅広い分野で使用されています。
高速で回転し、工作物の不要な部分を削り取ります。砥石の粒度や種類を変更することで、粗削りから仕上げ加工まで対応できます。
低速で回転し、工作物を砥石に対して適切な位置に保持します。調整車は、工作物の回転速度や送り速度をコントロールする役割を担います。
工作物の下側を支え、安定した加工を実現します。この支持板の調整により、さまざまな直径や形状の部品を加工することができます。
この3つの部品が連携して動作することで、安定した加工精度と高い生産性を実現します。
工作物を連続的に送りながら加工する方式です。大量生産に適しており、主に棒材やシャフトなどの直線的な形状の部品に使用されます。また、加工が迅速にできますので御社のコストダウンに貢献できます。
特定の形状(段付きシャフトやテーパー部品、異形フランジ付ワーク、不均等ワークなど)を加工する場合に使用されます。工作物を砥石の間に一時的に保持し、必要な部分だけを加工します。
一度セットアップすれば、連続加工が可能で、大量生産に最適です。
一貫した仕上がりが得られるため、ロット全体で品質のバラつきが少なくなります。
加工スピードが速く、迅速な納品が可能です。
センターレス研削盤は比較的コンパクトな設計で、設置スペースを最小限に抑えることができます。
当社では、センターレス研削盤を導入し、常に高精度かつ効率的な加工を実現しています。
また、熟練した技術者による機械調整と品質管理により、お客様の厳しい要求にも対応可能です。
私たちは、自動車部品や医療機器部品など、ミクロン単位の精度が求められる精密部品加工を得意としており、短納期・高品質での製品提供をお約束します。
ぜひ一度、当社の技術力をご体験ください。
一般金属をはじめ、非鉄金属のインコネル・チタン・タングステンにも対応しています。
要求される条件により、スルーフィード、インフィード選択して加工いたします。また、円筒研削加工もやっています。
精 度
0.001mm単位
面 粗 度
(Ra,Rz,Rmax)
外 径
φ0.8~φ110mm
長 さ
0.5~2000mm
特に精度出しが難しい、中・短尺材(1,000mm以下)を得意としています。
0.001mm単位の精度、精度の高い面粗度、短納期、1本からでも承ります。
その他、特殊な形状、外径、長さ、特殊な素材など、何でもご相談ください。
矯正による真直度保証も可能です。
バネの外径研削やワッシャーリング等の外径研削加工実績あります。
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