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センターレス研削・研磨

センターレス研削・研磨とは

センターレス(芯無)研削・研磨機は数学者が "任意の3点に外接する円は1つ存在する" という定理に基づいて設計された不思議な加工機です。
また、未完成の加工機とも言われているにもかかわらず、もっとも精度が高い部品加工に使われています。

この技術の大きな特徴は、チャックやセンターピンなどの固定具を使用せず、連続的な加工が可能である点です。
これにより、部品の表面精度や寸法精度を極めて高いレベルで実現できます。しかも量産ができてコストもかかりません。

自動車部品、航空・ロケット部品、精密機械部品、医療機器部品など、精密さが要求される多くの産業分野で広く活用されています。

センターレス研削・研磨の特徴

センターレス研削・研磨の特長

1. 短納期対応

センターレス研削はその高い生産性から、短納期のプロジェクトにも柔軟に対応できます。
部品を一つひとつ固定する手間がかからないため、大量生産においても迅速に対応可能です。

2. コスト効率の向上

材料ロスを最小限に抑えつつ、効率的に加工を進めることができます。
また、自動化が可能なため、人的コストも削減できます。

3. 加工の安定性

機械の設定を適切に行うことで、加工精度のバラつきが少なく、一貫性のある仕上がりを提供します。
これにより、信頼性の高い製品を納品することができます。

4. 多様な材料に対応

ステンレスやアルミニウム、炭素鋼、真鍮など、幅広い材料を対象に加工が可能です。
また、特殊用途では樹脂材料やセラミック部品にも対応できます。

センターレス研削・研磨のメリット

  • 1. 効率的な生産体制

    自動化されたラインで加工を行えるため、高い生産性が得られます。特に、大量生産が求められる業界において、その効果が最大限に発揮されます。

  • 2. 優れた仕上がり品質

    表面粗さが非常に細かい仕上げが可能で、後工程の手間を省くことができます。
    光沢感のある美しい表面仕上げが得られる点も大きな特徴です。

  • 3. 柔軟性

    大ロット、小ロットのいずれにも対応できる柔軟な生産体制を構築できます。
    また、形状やサイズに合わせたカスタマイズ加工にも対応可能です。

  • 4. 環境への配慮

    高効率で材料のロスが少なく、エネルギー消費も抑えられるため、持続可能な生産技術として注目されています。

加工可能規格

対応可能素材

一般金属をはじめ、非鉄金属のインコネル・チタン・タングステンにも対応しています。

要求される条件により、スルーフィード、インフィード選択して加工いたします。また、円筒研削加工もやっています。

  • 0.001mm単位

  • (Ra,Rz,Rmax)

  • φ0.8~φ110mm

  • 0.5~2000mm

特に精度出しが難しい、中・短尺材(1,000mm以下)を得意としています。

0.001mm単位の精度、精度の高い面粗度、短納期、1本からでも承ります。

その他、特殊な形状、外径、長さ、特殊な素材など、何でもご相談ください。

矯正による真直度保証も可能です。

バネの外径研削やワッシャーリング等の外径研削加工実績あります。

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